【知らないと後悔する】旗竿地とは? 

こんにちは。恵比寿不動産の石井です。

読み方は
旗竿地「はたざおち」です。
読めましたか?

この旗竿地に家を建てるときは注意が必要です。
メリット、デメリットを考えないと後で後悔します。

今回はこのことを解説していきます。

 

旗竿地は注意が必要!
・旗竿地を買おうか迷っている人
・旗竿地ができる理由を知りたい人
・メリット、デメリットを知りたい人

そもそも旗竿地って?

↑このような土地のことをいいます。

まさに文字通り。旗のような土地のことです。
別名「路地状敷地」と言ったりします。

(余談ですが
・不動産屋は、「旗竿地」
・建築士は、「路地状敷地」略して路地敷
と呼ぶことが多いと思います。)

 

文字通り。そのまんま!

 

なぜこのような形の敷地ができるのか?

理由としては

建築基準法第43条の規定を守りつつ、できるだけ敷地の数を多くしたいから

建築基準法第43条とは
簡単に言ってしまうと
敷地は道路に2m以上接していないと建物は建てることができませんよ
となっています。これを接道義務といいます。

接道義務についてはこちら↓

関連記事

こんにちは。恵比寿不動産の石井です。 恵比寿不動産では、あなたの買いたい不動産が建築基準法に適合しているかチェックしています。 詳しくはこちらをどうぞ↓ [sitecard subtitle=関連記事 url=https://[…]

また、
建売業者は家をたくさん売りたいのです。

そのためには家が建てれる土地を多くしたい。

よって
接道義務を守りつつ、多く土地をつくるには、

上の図のように
道路に2m接した土地をつくればいいということになります。

こうやって旗竿地はできていくのです。

もちろん法的にはなんら問題はありません。

 

法的にはね。

 

メリット

・価格が安い
・道路からのプライバシーを確保できる

旗竿地の一番のメリットは価格です。
隣の整形な土地よりだいたい2~3割ほど安くなることが多いようです。

安さ重視の人向けだと思います。

 

安いのが1番って人にはお勧め!

 

デメリット

・隣地と近いため圧迫感がある
・日当たり・風通しがあまり良くない
・泥棒に入られやすい
・車を出し入れしにくい
・車を停めたら人は通行しにくい
・家の外観がみえずらい
・設備(水道管、電線)の引込にお金がかかる
・建築費アップ
・プランが難しい

多いですね。

そうなんです。
価格が安い分デメリットは多いんです!

・設備の引き込み費用がかかる
・敷地が狭いため建築費がアップ
これらはお金で解決できそうですが、

・ご近所トラブル
・日当たり・風通し
・防犯性
・通りにくい
はお金で解決するのが難しいです。
その家に住む限り付きまとう問題かもしれません。
精神的に強くない人、不安症な人は避けた方がいいかもしれませんね。

 

不安症の人はやめておいた方がいいかも。

さいごに

以上、
・旗竿地ができる理由
・メリット
・デメリット
でした。

価格が安いのには理由があります。

後で後悔しないように、
なぜ安いのかきちんと理由を納得してから購入するようにしましょう!

この記事を読んでくださっているあたなは大丈夫ですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

最新情報をチェックしよう!