【なぜ?】不動産を今買ってはいけない理由

  • 2019年9月4日
  • 2019年9月4日
  • コラム
  • 259view

こんにちは。恵比寿不動産です。

不動産購入の相談を受けますが

結論としては

不動産価格は景気に左右されるので
今は買い時ではありません。
売り時です。
おそらく今が天井です。
(※一等地は除く)

とお伝えしています。

理由は6つです。

理由① 消費税がアップ

1989年4月、1997年4月、2014年4月 過去3回消費税の増税が行われました。

・1989年は、バブルの真っ只中だったため、景気への悪影響はほとんど無し。

・1997年は、消費税アップが引き金となり、日経平均は暴落。

・2014年は、消費税アップしたが日経平均にはあまり影響はなかったが、これはアベノミクスと日銀の大胆な金融政策によって無理やり株価を上昇させたため。

つまり、消費税をアップすると同時に金融政策をしなければ株価は維持できないということです。

もうすでに大胆な金融緩和を行っているので、これ以上の緩和を続けることはできないと思います。
よって、今回8%→10%の増税により株価は下落し景気が悪くなるでしょう。

理由② 不動産を購入する年代の収入が増えていない

あなたのお給料は5年前、10年前と比べて上がりましたか?
ほとんど変わっていない人が多いと思います。

お給料は変わらないのに、物価は上がっている。インフレになっている。
つまり、実質お給料は下がっているようなもの。

こんな状況で高額な不動産を買おうと思う人は増えません。
というか買えません。

いくら歴史上まれにみる低金利だと言っても
35年ローンを組むにはリスクがありすぎです。

理由③ 内部留保、過去最大 463兆円

先日、企業の内部留保が7年連続で過去最大463兆円という報道がありました。
日経新聞より
この情報から読み取れるのは、
企業が投資をしていないということです。
投資をしない⇒利益が減る⇒雇用を減らす⇒給料が減る

大企業がこれから景気が悪くなると想定している証拠です。

理由④ 世界経済は混乱

・イギリスのブレグジットが近い

・ドイツ銀行の破綻危機

・香港デモ

・米中貿易戦争

・日米貿易問題

などなど。
今までこんな重要なことが同時に起こったことってありましたっけ?

それだけ世界経済は混乱しているのです。

理由⑤ 人口減少

あなたの住んでいるまちの人口はどうですか?増えていますか?減っていますか?

人口が減少すれば消費が減ります。
つまり、景気は悪くなるしかないのです。

しかも、空き家はどんどん増えています。
もしかしたら今後はだだでいいから住んでほしいという家が出てきてもおかしくありません。
というかもうすでに出てきています。

こんな状況でも購入しようと思いますか?

理由⑥ 今後景気が良くなる出来事がない

2020年に東京オリンピックがありますね。
しかし、1964年に行われた東京オリンピックの後はどうなったか知っていますか?
景気が悪くなっています。
実は、どこの国でもオリンピックが終わると景気が悪くなっています。

ある意味オリンピックの終了は景気が後退するサインなのかしれません。

さいごに

以上、不動産を今買ってはいけない理由でした。

不動産価格は景気に大きく左右されます。

夢のマイホーム、家を持てば幸せになれるといった
作り上げられたイメージや感情で判断してはいけません。
現実つまり景気によって判断しないと、損したり、後悔することになりますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

最新情報をチェックしよう!