こんにちは。恵比寿不動産の石井です。
今回は、え!こんな不動産屋まだいるの?って話。
不動産業界の悪しき習慣「囲い込み」についてです。
先日、お客さんが内覧したいという物件があったので恵比寿不動産で案内をしようとしました。
そこで、この物件を管理している不動産会社に問い合わせをしました。
やりとりはこんな感じ

こんにちは。恵比寿不動産です。御社が管理されている〇〇マンションをこちらでご紹介させていただいてもよろしいでしょうか?
今、担当者がいなくてわかりません。

では、明日はいらっしゃいますか?
明日も休みです。

お客様が是非内覧したいとおっしゃってるので空き状況だけでもわかりませんか?
担当じゃないとわかりません。
でも決まっていると思います。
でも決まっていると思います。

(担当じゃないとわからないって言っといて、決まっているってどういうこと?)
(物件情報が社内で共有されていないの?)
(ネットにも掲載されてますけど?しかも更新日は昨日になってますけど)
では、空いていればこちらでご案内することは可能でしょうか?
(物件情報が社内で共有されていないの?)
(ネットにも掲載されてますけど?しかも更新日は昨日になってますけど)
では、空いていればこちらでご案内することは可能でしょうか?
(ため口で)担当者が休みだからわからないんだよ!

(なぜため口?)では、後日改めてご連絡いたします。
(無視)ガチャ。
まとめると
・担当者がいないからわからない
・担当者がいないのにもう決まっていると言う
・高圧的な口調
・ため口
他の不動産屋に仲介はさせたくないってことが伝わってきます。
・担当者がいないからわからない
・担当者がいないのにもう決まっていると言う
・高圧的な口調
・ため口
他の不動産屋に仲介はさせたくないってことが伝わってきます。
このように自社で物件を抱え込んで、借りたいお客さんを他の不動産屋が連れてきても仲介させないことを「囲い込み」といいます。
なぜ囲い込みがおきるのか?
・囲い込みをして、自社で貸したい人と借りたい人を両方連れてくれば仲介手数料がまるまる家賃の1か月分もらえるから。(業界用語で「両手」といいます。)・他社が入ると仲介手数料は折半になってしますから。(業界用語で「片手」といいます。)
つまり、不動産屋が仲介手数料を1か月分まるまる欲しいがために囲い込みをするのです。
囲い込みをすると
オーナーさんにとっては機会損失です。
入ってくるはずだった家賃が入ってこないのです。
入ってくるはずだった家賃が入ってこないのです。
建物の管理を依頼されている不動産屋は
オーナーさんの収益を第一に考えるべきです。
オーナーさんはリスクを取って不動産に投資しているのです。
自社の利益を優先して、オーナーさんの不利益になるようなことは絶対にしてはいけません。
オーナーさんの収益を第一に考えるべきです。
オーナーさんはリスクを取って不動産に投資しているのです。
自社の利益を優先して、オーナーさんの不利益になるようなことは絶対にしてはいけません。
さいごに
今回はお客さんに事情を話し、
私が間に入るとお客さんが気に入った物件を借りれないかもしれないと思ったのと、
お客さんの引っ越しの予定がタイトだったので、
お客さんには直接この不動産屋に問い合わせをしてもらいました。
そうすると、まだ埋まってないので内覧可能とのことでした。
(担当者いなかったんじゃないの?決まってるって言ったじゃん!ほら囲い込み!)
私が間に入るとお客さんが気に入った物件を借りれないかもしれないと思ったのと、
お客さんの引っ越しの予定がタイトだったので、
お客さんには直接この不動産屋に問い合わせをしてもらいました。
そうすると、まだ埋まってないので内覧可能とのことでした。
(担当者いなかったんじゃないの?決まってるって言ったじゃん!ほら囲い込み!)
後日このお客さんは内覧に行かれたんですが
結局借りなかったそうです。
理由を聞いてみると
物件は良かったみたいですが、不動産屋の対応がひどかったからだそうです。
結局借りなかったそうです。
理由を聞いてみると
物件は良かったみたいですが、不動産屋の対応がひどかったからだそうです。
囲い込みは不動産屋の利益を優先した結果です。
確かに、会社を経営していうくで利益は大事です。
しかし、それを最優先してはいけないと思います。
オーナーさんやお客さんに喜んでもらえるから利益が出ると考えた方がいい結果につながると私は思っています。
確かに、会社を経営していうくで利益は大事です。
しかし、それを最優先してはいけないと思います。
オーナーさんやお客さんに喜んでもらえるから利益が出ると考えた方がいい結果につながると私は思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。